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借金問題は弁護士による債務整理で解決!ケーススタディ【入門編】

債務整理弁護士で借金整理(方法)のイメージ

消費者金融会社などからの借金がかさんで返済が苦しくなってしまったら、債務整理という借金整理のための手続きによって解決することが出来ます。
債務整理と言われても、具体的にどのようなことをして、どのように借金問題が解決されるのかが具体的にイメージできないことがあります。
そこで、今回は、債務整理で借金問題が解決できた人のモデルケースをご紹介します。

 

ケース1. 住宅ローンがあった会社員のAさん(個人再生

まずは、住宅ローンを抱えていたけれども、他に銀行カードローンや消費者金融のキャッシングなどの借金がかさんでしまったAさんのご紹介です。

Aさんは、会社員で、妻と2人の子どもがいます。家族で相談して、念願のマイホームを購入しました。このとき、2000万円の住宅ローンを組みました。住宅ローンの月々の返済は7万円程度でした。

Aさんは、子どものための学費など、突発的な支出があり、生活費が足りなかったときなどがあって、ときどき銀行カードローンや消費者金融でのキャッシングを利用していました。

家族で旅行に出かけたりしていたことでお金がかかって、キャッシングを利用したこともありました。

そうすると、だんだんと返済が苦しくなってきて、住宅ローンも合わせると月々の返済が15万円程度にもなってしまいました。給料からの返済が苦しくなって、このままだと自己破産をして、家を失うしかないのかと悩むようになったのです。

 

そんなときに、Aさんは弁護士に相談して個人再生をしました。

個人再生とは、裁判所に申立をして、借金返済額を大幅に減額してもらえる手続きのことです。しかも、個人再生では住宅資金特別条項(住宅ローン特則)があり、住宅ローンだけはそのまま支払いを続けることによって、マイホームを守ることも出来るのです。住宅ローンはあるけれども借金を減らしたい人に人気のある手続きです。

Aさんは、この住宅資金特別条項付きの個人再生を利用することによって、マイホームを守ることが出来ました。そして、月々の借金支払いも、住宅ローン込みで毎月10万円程度にまで落とすことが出来、手続き後に3年間続いた返済も、なんとか終えることが出来ました。

今は、家族と一緒に住宅ローンのみの返済を続けながら、マイホームで落ち着いて暮らしています。

 

ケース2. クレジットカードの返済がかさんだBさん(自己破産

次に、クレジットカードの返済がかさんでしまった主婦のBさんのご紹介です。Bさんは主婦ですが、生活費の支払いのために主にクレジットカードを利用していました。スーパーでの買い物や、衣類などの購入もクレジットカードが便利なので、いつも使っていました。最近では、インターネット通販なども便利なので、ついつい必要以上に購入してしまいました。クレジットカードの数もどんどん増えていき、一括払いは難しくても、リボ払いや分割払いが出来るので、意識しない間にいつのまにかクレジットカードの返済残高が相当ふくれあがってしまったのです。

Bさんが気づいた頃には、借金残高はクレジット会社や信販会社から200万円以上にもなってしまいました。

Bさんは、自分の収入がないので、夫の給料から借金返済をしていましたが、このままでは生活をしていくことも難しくなってしまいます。返済期限にも間に合わなくなってきたので、ついにBさんは弁護士に債務整理の相談をしました。

 

そこで、Bさんは自己破産をすることにしました。

自己破産は、裁判所に申立をして、すべての借金返済義務をなくしてもらう手続きのことです。借金返済義務が完全に0になるので、Bさんのように200万円以上の借金があっても、まったく返済の必要が無くなるのです。

自己破産をすると、基本的に生活に最低限必要な財産以外の財産は失うことになりますが、Bさんの場合、自分名義の財産はほとんどなかったので、とられるものはないことがわかったのです。

 

そして、Bさんは、弁護士に依頼して自己破産をしました。

弁護士に依頼すると借金返済がストップ出来ましたし、債権者から直接Bさんに督促などの連絡が来ることもなくなって、Bさんは大変精神的に楽になったと言います。

そして、弁護士に依頼してから3~4ヶ月くらいが経過したとき、自己破産で免責が認められて、借金が0になったという連絡が弁護士から来ました。

今はとくに借金することもなく、夫と子どもと3人で、平和に暮らしています。

 

ケース3. 消費者金融の借金がかさんだ学生のCさん(任意整理

次に、消費者金融からの借金がかさんでしまった学生のCさんのご紹介です。

Cさんは、学生で一人暮らしをして、アルバイトもしていました。

しかし、友人と遊んだりパチンコをしたりする場合に、お金が足りなくなることがありました。このようなとき、軽い気持ちで消費者金融のキャッシングなどを利用して借金をしていたのです。はじめはきちんと返済が出来ていましたが、いつのまにか借金額が増えてしまい、アルバイト収入からだけでは返済が厳しくなってしまいました。

Cさんのアルバイト収入は月に10万円弱で、親からの仕送りと合わせても月収は20万円程度です。消費者金融への支払が5万~6万円を超えてくると、返済がきついな、と感じるようになったのです。借金を返したい思いはあるけれども実際には苦しいので、借金のことが気になって、勉強も手につかない状態になってしまいました。

 

そこで、Cさんは弁護士に債務整理の相談に行きました。そこですすめられたのは任意整理です。任意整理とは、債権者と直接交渉をして、借金返済義務と返済方法について決め直して合意する手続きのことです

任意整理をすると、借金の利息支払いをカット出来たり、返済期間を延ばしたりすることによって、月々の借金返済額を抑えることが可能です。

 

この方法で、Cさんの借金は整理されて、Cさんの毎月の支払は3万円弱になりました。返済期間は3年です。

これなら、なんとか返済が出来るようになり、Cさんの生活は落ち着きました。

今は、アルバイトと勉強を両立させながら、きちんと借金の返済も続けています。

任意整理によって就職活動に不利になることもないので、今後は就職に向けて、就職活動を開始しようと準備中です。

 

ケース4. 15年前から消費者金融を利用していたDさん(過払い金請求

最後に、15年前から消費者金融を利用していたDさんのご紹介です。

Dさんはタクシー運転手ですが、15年くらい前から大手や中小の消費者金融数社から借金をして取引をしていました。

月々の返済はなんとか継続していましたが、借金はいつまで経ってもなくならないし、このまま借金生活を続けるのも嫌になって、弁護士に債務整理の相談に行きました。

すると、弁護士からは「過払い金が発生しているかもしれない」と言われました。

過払い金とは、過去に消費者金融などを利用していた場合に発生する、払いすぎ利息のことです過払い金が発生している場合には、借金しているのにお金が戻ってきます

 

「借金しているのにお金が返ってくる」と言われて半信半疑だったDさんですが、とにかく借金がなくなるならいいか、と思って弁護士に手続きを依頼しました。

すると、実際に弁護士が過払い金返還請求の手続きをすすめて、Dさんの手元には100万円以上の過払い金が返ってきたのです。

もちろん、過払い金が発生する場合には借金は完済されたことになるので、Dさんは借金からも解放されることになりました。

これまで借金生活に苦しんできたDさんは、長年の借金生活から解放されただけではなく、100万円以上のお金が手元に戻ってきて大変喜んでいます。

 

 

このように、債務整理をすると、借金問題は解決出来ます。お一人おひとりの状況によってどのような債務整理(自己破産、個人再生、任意整理、過払い金返還請求など)が適用できるのか、ケースは様々です。

そのために、まずは弁護士に借金相談しましょう。返済期限までに支払いが出来ない場合や連帯保証人がついている場合にも問題は解決出来ます。

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