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■プロミスの過払い金返還請求の最新情報について
プロミスでお金を借りた場合に発生しうる過払い金の請求について、解説していきます。
※プロミスは2012年7月1日に「SMBCコンシューマーファイナンス」に変更となっていますが、ここではあえて馴染みのある「プロミス」として記載したいと思います。SMBCですから、三井住友銀行系列の消費者金融です。
○ステップ1:取引履歴の開示
どの消費者金融に対して過払い金返還請求をするにしても、この「取引履歴の開示請求」は必須と言えます。取引履歴の開示に応じない企業もある中、プロミスについては比較的すんなりと応じてもらえます。そのため、プロミスから過去に借入をしている人で、取引履歴をお持ちでない場合でも、弁護士にご依頼いただければ取り寄せることは可能です。
過払い金があるかどうか判断がつかない方も、まずは弁護士に相談して取引履歴を取り寄せてみましょう。
○ステップ2:過払い金の引き直し計算
プロミスの取引履歴の書式については、他の消費者金融に比べて分かりやすく見やすいため、比較的容易に過払い金の発生状況を知ることができます。なお、プロミスの場合は1985年以前の取引については取引履歴がデータ化されていない場合があるため、すべての情報が残っていない可能性もあります。
○ステップ3:過払い金返還請求をする。
一番のポイントはやはりここです。
プロミスの最大の特徴は、裁判外での過払い金返還請求では大幅にその金額を値切られるということです。
過払い金返還請求は、必ず裁判によって請求する必要はなく、話し合いでまとまるのであれば、裁判外での任意交渉でも返還請求することは可能です。
けれどもプロミスの場合は、裁判外での任意交渉では簡単には全額の返還に応じない傾向にあります。そのため、プロミスに不慣れな弁護士や司法書士が対応すると、無駄に時間がかかったあげく、結局良い和解案が得られず、そこからさらに訴訟になるケースもあるようです。
そのため、プロミス相手に過払い金返還請求をするのであれば、任意交渉には時間をかけず、すぐに納得のできる和解案の提示がなければ、速やかに訴訟を提訴するのがよいでしょう。
○プロミスに対する過払い請求は、必ず弁護士にご依頼ください。
このようにプロミスに対する過払い金返還請求は、かなりの確率で訴訟にまでもつれ込みます。そのため、司法書士に依頼してしまうと、訴訟に踏み切る際に受任ができない可能性が出てきてしまいます。
(参考1:過払い金返還請求とは)
(参考2:過払い金返還請求は、弁護士と司法書士どっちに依頼すべき?)
ですので、プロミスに対して過払金返還請求をご検討されている方は、必ず弁護士にご依頼されることをおすすめいたします。
その他の金融機関での過払い金返還請求についても、まずは当事務所にご相談ください。金融機関によって、状況や対策は異なります。まずはお電話もしくはメールにてお問合せください。埼玉県越谷市の南越谷駅・新越谷駅から徒歩3分ほどのところにあり、アクセスもよく、個室対応をさせていただきます。無料相談もありますので、まずは、悩まずお気軽にご相談ください。
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