債権者集会がとても不安です。どのように対応すべきでしょうか
代理人弁護士がいれば過度に心配することはありません。皆さんが描く債権者集会のイメージは、多数の債権者が集まって、社長に対し、口々に厳しいことばで経営責任を問いただす、修羅場の場面かもしれません。しかし、実際に裁判所で行われる債権者集会は、そのようなことはまずありません。一般的には、債権者集会に出席する債権者は稀です。債権者集会は、破産管財人である弁護士が管財業務を報告し、裁判所が必要な事項を決定する、という手続が中心です。債権者から破産管財人や裁判所に対して質問が出ることも稀といえるでしょう。社長が直接質問を受けることはまずありませんが、万一そのようなことがあっても、同席している代理人弁護士が適切に対応しますので、過度に心配する必要はありません。